どうもこんにちは。りょうへいでございます。


今回は「さるぼぼ」以来の小粒な作品の紹介です。

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以前から新しいジャンルの作品を作りたいと考えており、シューティングゲームを中心とした同人作品群「東方Project」を題材としたキャラ造形に挑戦することにしてみました。その第一歩として、デザインが比較的単純で作中最初のボスキャラ (Win版)であった「ルーミア」というキャラクターを選択しました。
↓↓ルーミアとはこういうやつです。(原作者のZUN氏によるイラスト)
Rumia

レゴでのキャラ造形といえば、Mokoさんの作品群が著名で、 界隈に大きな影響を与えています。作り方も公開されていることから、この規格に沿って作品制作をすることも可能でしたが、大型になり費用が嵩むという難点があり、これは選択肢から外しました。

そのため比較的安価で複数体揃えやすい小型の作品を作ろうかと思い、作例を時折チェックしていたのですが、ちょうどその頃大学レゴサークルの先輩のV.14さんが制作した「イエイヌ」(下の画像。V.14先輩のツイートより引用)に大いに刺激を受けて、私もそれを参考に制作に踏み切ることにしました。
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ここからは細かい解説に移りたいと思います。少々ゴアな写真が出てきます。


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目元はV.14先輩の作品を参考に、42446(ネックブラケットっていうらしいですね。へーそーなのかー)を使用し、目の輪郭を強調しました。また独自の改良点として1*1ラウンドタイルを挟み込むことで、より表情豊かにしようと試みました(1*1ラウンドプレートだと隙間がやや大きくなります)。なお、ここでクリアパーツを使用すると、目の奥が暗くなり死んだ魚のような目になるので注意が必要です()

口元はMokoさんの作品を参考にしました。小さな顔の中でこの目と口を両立させることに難儀しましたが、目を本体との接続箇所が無い構造にすることで解決しました(目は前髪で抑えることによって外れるのを防いでいます)。なお、パーツの組み換えにより無表情とすることも可能です。

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箱状の顔はヘッドライトやブラケットを組み合わせたそこまで難解でもない構造になっています。胴体との接続はT字バー(4697b、ブリリンでのカテゴリがわからなくなることが稀によくあります。)を使用し、若干の可動性を確保しています。

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当初頭部のT字バーと胴体の接続には1*1丸ブロックを使用していましたが、外れやすかったため、V.14先輩のアドバイスを参考にテクニック用のコネクターパーツ(18654)に取り替えました。色の種類にはタンもあるらしいのでそのうち取り替えたいと思います。

胴体にこれといった特徴はありませんが、手足はある程度可動を確保しています。リボンについている謎の球体が再現できなかったのは今後の課題だと考えています。スカートの中身の配色は偶然です(本当に)。


なお、2019年11月7日に最初に公開した時のルーミアは以下のような姿でした。冒頭の写真と細部が異なっていますね。
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当初は手足がやや長いものでしたが、のちに短く改良しています。足と足の間も2ポッチ開いていた点も、やや狭くなるようにしました。胴体の内部構造もだいぶ異なるものだったと記憶しています。


ルーミア以外にもすでに複数の東方キャラを制作済みですが、そのうち記事を分けて紹介したいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。